ブランドドメインの活用

.clubや.onlineなどの新しいドメインの誕生とともに注目を浴びていた.brand(ブランド)ドメイン、存在は知っていても見たことがないという方も多いと思います。

一般的な新ドメインは少しづつ普及してきているようで、.tokyoや.kitchenなど、お店の看板や広告などでも見かける機会がちらほら出てきました。でも日本でも数十社が登録申請した新ドメイン、本当はたくさんあるはずなのになかなか目にすることはありません。

このようなブランドドメインを持つ会社の代表者がICANNの中でもグループを作っているらしく、先日アブダビで開催されたICANNの定例ミーティングの後に、ブランドドメインのレジストリグループからこんなレポートが発表されました。

2012年の新ドメインの申請の際にあった,1930件の申請のうち、その1/3がブランドに関わるものでした。そして実際に運用が開始された1,227件の新ドメインのうち、半数近くの44%(540件以上)がブランドドメインで、この内の約半分の、267のブランドドメインがレジストリとしてのサイト(nic.brand)だけではなく、実際に複数のドメイン登録を行っているそうです。

その数は8,154件。それぞれ約30件のドメインを登録している計算になります。ただし、この中で実際にWebサイトとして使用されているのは1,239件。準備中のものも多くあるとは思いますが、登録しただけでまだ使用されていないドメインも多数あります。

企業ブランドのドメインは、そもそもその管理をする企業でしか登録ができないため、信用度も高く、そして自由に登録する文字列を選択できるため、様々な活用方法が考えられますが、世の中にこのブランドドメインを目にする機会が増えてくるのはまだ先のことになりそうです。

このICANNのブランドドメインのグループのレポートはこちらから見ることができます。

https://gnso.icann.org/en/meetings/presentation-gnso-brg-02nov17-en.pdf